![]() Wire cut electric spark machine
专利摘要:
公开号:WO1987000103A1 申请号:PCT/JP1986/000344 申请日:1986-07-04 公开日:1987-01-15 发明作者:Haruki Obara;Toshiyuki Aso;Hiroshi Kinoshita 申请人:Fanuc Ltd; IPC主号:B23H7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 ワイ ヤカ ツ ト型放電加工装置 技術分野 [0002] 本発明はヮィ ャカ ツ ト型放電加工装置に関し、 特に放電加 ェ中における電極ワイ ヤの断線発生時に断線端を放電加工域 から離れた修正位置において修正処理してからワイ ヤガイ ド を内蔵した上、 下へッ ド間に電極ワイ ヤを自動的に張設し、 被加エワ一クに対する放電加工の開始準備を自動的に遂行す るようにしたワイ ヤカ ツ ト放電加工装置に関する。 背景技術 [0003] ワ イ ヤ形状又は帯形状をした電極 (以下、 これをワ イ ヤ電 極という。 ) を用いたワイ ヤカ ツ ト型放電加工機において、 加工中にワ イ ヤ電極が断線したときに供給側のワ イ ヤ電極部 分をク ラ ンプするク ラ ンプ機構と、 この供袷側のワイ ヤ電極 部分の先端が予め定めた位置に一致するようにワイ ャ電極を 移動させるワ イ ヤ送り機構とを備え、 供給側のワ イ ヤ電極部 分のワークへの揷通を自動化させ得るよ にしたワイ ヤカ ツ ト型放電加工機が既に提供されている (例えば、 特開昭 56 - 3146号) 。 この公知のワイ ヤカ ッ ト型放電加工機は、 上述し たク ラ ンプ機構によってワイ ヤ電極の断線端のク ラ ンプを確 認してから、 ワークに形成したワイ ャ電極挿通孔に向けて該 ワ イ ヤ断線端を再び送り込み、 次いでワ ーク のワ イ ヤ揷通孔 から突出したワイャ電極の断線端をモータ駆動の電極引き取 り機構で把持しながら引き戻して放電加工域の上、 下部に設 けた上、 下へッ ド間にワイ ャ電極を張設し、 これによつてヮ ィャカ ツ ト放電加工の再開を準備する搆成が採られている。 そしてこの公知のワイ ヤカ ッ ト型放電加工機は、 ワイヤカ ツ ト放電加工工程と共に上述したヮィ ャ電極断線時の加工再開 準備工程もマイ ク ロコ ンビュータを利用した C N C装置 [0004] (コ ンビュータ数値制御装置) によって制御するものである。 然しながら、 ワイ ヤカ ツ ト型放電加工機においては、 ワイ ヤ 電極と被加工ワーク との間の放電作用、 或いはゥ—クのテ一 バ孔加工時における電極ヮィ ャの傾き走行等に起因してヮィ ャ電極の断線時には断線部分に曲り ぐせや表面荒れが生じ、 故に断線後のヮィ ャ電極端を何んらかの修正処理を施さずに ワークのワイ ャ揷通孔に再送すると正し く揷通できない事態 がしばしば 生する。 依って上述した C N C装置を利用して 自動^にワイ ャ電極を結線処理し、 加工再開準備をするため にはワイ ヤ電極の断線部に発生している曲り ぐせや表面荒れ 部分を除去し、 しかも除去くずをワーク上に取り残すことの ないようにして修正処理を行う ことが必要とされる。 発明の開示' [0005] 依って、 本発明の目的は斯る必要を充足するこ とのできる 自動的な断線ヮィ ャ電極の修理方法とそのための手段を具備 したワイヤカ ツ 型放電加工機を提供せんとするものである。 本発明は上述の目的に鑑みて、 電極ワイ ヤ供給装置から送 出されるワイ ヤ電極を放電加工領域の上、 下に設置されるヮ ィャガイ ド内蔵の上、 下へッ ド間に加工液ジヱ ッ ト流を用い て張設し、 加工開始を自動的に準備するようにしたワイ ヤ力 ッ ト放電加工法において、 前記放電加工領域で放電加工中の [0006] 5 ワイ ャ電極に断線が発生したときには該ワイ ャ電極の断線端 を被加工ワーク中から引出し、 前記放電加工領域から相対的 に離隔した所定のワイ ャ電極修正位置において前記断線端を 切断修正し、 次いで前記放電加工領域又はその近傍位置まで 前記ワイ ャ電極の切断修正端を復帰させて前記上、 下へッ ド [0007] 1 C 間に再張設するようにしたことを特徴とするワイ ヤカ ッ ト放 電加工方法を提供し、 放電加工領域から離れた位置でワイャ 電極の断線端の切断修正を施すようにしたから修正処理の必 要性と除去部分のワーク上への取り残し回避の必要とを何れ も充足することができるのである。 また、 本発明は上述した ワイ ヤカ ッ ト放電加工法の実施のために、 X , Y平面内で自 動送り される被加工ワーク載設用のワークテーブルと、 ワイ ャ電極を前記被加工ワーク との放電加工領域を径て送袷する ワイ ヤ供給装置と、 前記ワークテーブルの上、 下両部に設け一 られワイ ヤガイ ドを内蔵した上、 下へッ ドと、 前記ワイ ヤ供 [0008] 20 袷装置から送袷されるワイ ヤ電極を上、 下両へッ ド間に加工 液のジ ッ ト流を用いて自動的に挿通、 張設して加工開始を 自動準備させるワイ ヤ電極の自動装着機構とを備えたワイ ヤ カ ツ ト放電加工装置において、 放電加工中に前記放電加工領 域で発生したワイ ヤ電極の断線端を該放電加工領域から引き [0009] 25 戻すと共に該ワイ ャ電極断線端を操り出し可能に保持する電 極ワイ ヤ送り機構と、 前記電極ワイ ヤの断線端を前記放電加 ェ領域外で検出するワイ ヤ端検出手段と、 前記ワイ ヤ端検出 手段によるヮィ ャ電極の断線端の検出に応じて該ヮィ ャ電極 の断線端を放電加工領域外から相対的に離隔した所定のヮィ ャ電極修正位置に移動させると共に該位置から復帰させる相 対移動手段と、 前記ワイ ヤ電極修正位置で前記ワイ ヤ電極の 断線端を切断修正する力 ッタ手段とを具備して構成されたこ とを特徴とするワイヤカ ツ ト型放電加工装置が提供される。 図面の簡単な説明 [0010] 第 1図は本発明によるワイ ヤカ ツ ト放電加工装置の実施例 の構成を示す機構図、 第 2図は第 1図に示したワイ ヤカ ツ ト 放電加工装置における上へッ ドと修正処理ュニッ ト との実施 例を示す断面図、 第 3図は第 2図の IE - ΠΙ線に沿う水平断面 図、 第 4図は同放電加工装置の作動制御に用いられる C N C 装置のブロ ック図。 [0011] 発明を実施す ための最良の態様 [0012] 第 1図に示す、 本発明の実施例によるワイ ヤカ ッ ト放電加 ェ装置は機体 1 0 にモータ駆動される、 ヮィ ャ電極供給用の ワイ ヤ装置 1 2を有し、 このワイ ャ供給装置 1 2で送袷され るワイ ヤ電極 1 4はガイ ドロール 1 6 a、 Z軸コ ラム 1 8上 のガイ ド α—ル 1 6 bを介して該 Ζ軸コラム 1 8 の下端に設 けられたテーパ加工用テーブル装置 2 0 に取付けられた、 上 ガイ ド内蔵の上ヘッ ド 2 2 に達し、 次いで水平面内の X , Y c [0013] 5 軸ワークテーブル 2 4に摑持される被加工ワーク Wとの放電 [0014] 加工領域を柽て、 下ガイ ドを内蔵した下へッ ド 2 6に挿通さ [0015] れ、 アーム 2 8上のガイ ドローラ 1 6 cを経て、 適宜のワイ [0016] ャ回収装置に回収される構成が具備され、 被加工ワーク Wを [0017] X, Y軸ワークテーブル 2 4の制御移動に応じてワイ ヤ電極 [0018] 1 4に対して横移動させ、 この間に放電加工領域で所望の加 [0019] ェ軌跡を通過するワイ ヤカ ツ ト放電加工作用を進涉させるも [0020] のである。 しかも、 このワイ ヤカ ッ ト放電加工中に加工条件 [0021] の不適切等によってワイ ヤ電極 1 4の断線が発生すると、 該 [0022] ワイ ヤ電極 1 4の断線部分の修正処理を行う修正処理ュニッ [0023] ト 3 0が具備されており、 この修正処理ュニッ ト 3 0 の構成、 作用については後に詳述する。 [0024] さて、 第 1図において、 上述した X , Y軸ワークチーフ'ル [0025] 2 4 は X軸駆動モータ M x と Y軸駆動モータ M y とによって [0026] 水平面内で X , Y両軸方向に移動可能に構成され、 これらの [0027] X軸駆動モータ M x と Y軸駆動モータ M y は第 4図に示す C [0028] N C装置によって制御されている。 同様に、 テ―パ加工用テ [0029] 一ブル装置 2 0 は U軸駆動モータ M u , V軸駆動モータ M v [0030] によって同じ く水平面内で移動可能に構成され、 故にこ ァ [0031] ーパ加工用テーブル 2 0 に取付けられた上ヘッ ド 2 2を通過 . するワイ ヤ電極 1 4 に対して被加工ワーク Wとの放電加工領 一 域で傾斜走行路を付与してテーパ加工を遂行させ得るように [0032] しているもので、 これらの U軸駆動モータ M u , V軸駆動モ、 ータ M v も第 4図に示す C N C装置によって作動制御が行な [0033] われる。 さて、 第 2図を参照すると、 上へッ ド 2 2 と修正処理ュニ ッ ト 3 0 との詳細構造が示されており、 後者の修正処理ュニ ッ ト 3 0 は第 1図に示した常時の退避位置から上へッ ド 2 2 の直下に位置した修正処理位置に回転位置決めされた状態が 示されている。 第 2図において、 上へッ ド 2 2 はワイ ヤ電極 1 4の揷通される上ガイ ド 3 2を有し、 またこの上ガイ ド 3 2を囲繞した上ノ ズル 3 4を有している。 この上ノ ズル 3 4には加工液ボー ト 3 6から導入される加圧された放電加 ェ液の流路 3 8が形成され、 この流路 3 8を流れる放電加工 液によつて通常のヮィャカ ツ ト型放電加工時に放電加工作用 の促進や加工屑の除去等が達成されると共に後述のように該 放電加工液の噴流を利用してワイ ヤ電極 1 4を上へッ ド 2 2 から下へッ ド 2 6 (第 1図) に向けて挿入、 張設する作用も 行なわれるのである。 なお、 放電加工液の機外から加工液ポ 一 ト 3 6への導入に就いては周知の手段によって実行すれば よいからこ こでは詳述しない, また、 上へッ ド 2 2内にはヮ - ィャ電極送り機構 4 0が設けられており、 このワイ ヤ電極送 り機構 4 0 は例えば既述の特開昭 56 - 3146号にワ イ ヤ送り機 構 9 として開示された構成を^ し、 ワイ ヤ電極 1 4に断線が 尧生したとき、 その断線端 被加エワ—ク W (第 1図) にお ける放電加工領域から引き戻して把持したり、 修正処理ュニ ッ ト 3 0内に具備される後述のワイ ヤカ ッターに対して上記 の引き戻し把持位置からワイ ヤ電極 1 4 の断線端を送り出し て断線部分の切除を可能にする作用を行う。 なお、 このワイ ャ電極送り機構 4 0 は通常のワイ ヤカ ツ ト放電加工時には両 ローラ 42 a , 42 b の後者のローラ 4 2 bが前者のローラ 42 a から横方向へ離間するこ とによって、 電極ワイ ヤ 1 4 の一定 張力下における自由走行、 つまり上へッ ド 2 2からへッ ド 2 6 (第 1図) に向けての走行が許容され、 この間に被加工 ワーク との放電加工領域で放電加工作用を行う ものである。 また、 第 1図、 第 2図には明示されてないが、 上へッ ド 2 2 の近傍には放電力 Πェ電力を電極ヮィ ャ 1 4に通電する通電子 や電極ワイ ヤ 1 4 の断線発生をその張力変化を介して検出す る断線検出機構が設けられているが、 これらは従来公知のも のを利用すれば良く 、 ここでは詳述しない。 [0034] 他方、 修正処理ュニッ ト 3 Q は、 上ブラケ ッ ト 4 4 と下旋 回ブラケ ッ ト 4 6 とを具備し、 前者の上ブラケッ ト 4 4 は Z 軸コ ラム 1 8 (第 1図) から横に張り出したアーム 1 8 a に 対して上、 下にのみ移動し、 他方、 後者の旋回ブラケ ッ ト 4 6 は回転形エアシリ ンダ 4 8 によってその出力軸 5 0、 ピ 二オ ン 5 2、 ^動歯車 5 4を経由して回転駆動力を受けるこ とにより、 回転軸 5 6を中心にして上ブラケ ッ ト 4 4に対し て上へッ ド 2 2 の直下位置と既述の退避位置 (第 1図に図示 した状態) との 1で旋回可能に構成されている。 ここで、 上 ブラケ ッ ト 4 4 と下旋回ブラケッ ト 4 6 とは直動エア シ リ ン ダ 5 8 によってそのビズ ト ン桿を形成する上記出力軸 5 6 と 共に一体となって上、 下移動可能に形成され、 下方移動位置 において下旋回ブラケ ッ ト 4 6 の前記旋回作用が行なわれ、 下旋回ブラケ ッ ト 4 6が退避位置に旋回されたとき、 更に上 方移動位置に引き上げられて、 修正処理ュニッ ト 3 0が通常 の放電加工作用中に上へッ ド 2 2 と干渉を起さないように形 成されている。 なお、 下旋回ブラケッ ト 4 6 の空気室 4 6 a は、 修正処理ュニッ ト 3 0が上へッ ド 2 2の直下位置にある とき、 該空気室 4 6 a に圧力空気を導入してュニツ ト 3 0を 上ヘッ ド 2 2の上ノ ズル 3 4に密着させて加工液噴流の漏れ を防ぐことができるようにしている。 [0035] さて、 下旋回ブラケ ッ ト 4 6 にはエアシリ ンダ装置 6 2で 切断作用を行う力 フタ 6 0が具備され、 このカ ツタ 6 0 はュ ニッ ト 3 0が上へッ ド 2 2 の直下位置に在るとき、 ワイ ヤ電 極 1 4の走行路に臨む刃先を有し、 刃受合 6 4 と協働して上 記エアシリ ンダ装置 6 2 の作動により切断作用を行い得るよ うに形成されている。 [0036] また、 下旋面ブラケ ツ ト 4 6 にはワイ ャ電極 1 4の断線端 を検出する線端検出装置 6 6が設けられており、 この線端検 出装置 6 6 は例えば、 電気的接触検出方法によって導電性の ワイ ヤ電極 1 4の断線端を検出するよう に構成され、 上へッ ド 2 2の直下位置でヮィ ャ電極 1 4がワイ ヤ送り機構 4 0 に よって断線部分の引き戻しを受けるとき、 その引き戻し路に - 臨む位置に対設される 1対の導電性の検出板 68 a , 68 b と、 [0037] の検出板 68 a , 68 b に交流電源から交流電圧を印加する検 出電圧印加回路 70 a , 70 と、 電極ワイ ヤ 1 4 の断線端が上 記検出板 68 a , 68 bに接触した際の電圧低下を検出電圧印加 回路 70 a , 70 bを介して検出するディテクタ 7 2 とから形成 され、 上記検出板 68 a , 68 b は電気絶緣扳によって周囲と電 気的に絶緣されている。 下旋回ブラケ ッ ト 4 6 には更にジヱ ッ トノ ズル 7 が具備 されており、 このジエ ツ トノ ズル 7 4は電極ワイ ヤ 1 4の断 線端の不良部分の切除が終了してから加工液の噴流を利用し て再び上へツ ド 2 2から下へッ ド 2 6 (第 1図) に向けてヮ ィ ャ電極 1 4を張設する際に該下へッ ド 2 6 に向けてワイ ヤ 電極 1 4を誘導する作用を行う ものである。 [0038] こ こで、 下ブラケッ ト 4 6 の水平断面を示す第 3図を参照 すると、 上述したカ ツタ 6 0、 線端検出装置 6 6 の導電性検 出板 68 a , 68 b、 ジヱ ッ トノズル 7 の配置関係と、 下ブラ ケ ッ ト 4 6 に形成された傾斜壁 7 6を有するワイ ャ電極の導 入ボー ト 7 8 とを示している。 すなわち、 下ブラケ ッ ト 4 6 が回転軸 5 6を中心に旋回して上へ 'ン ド 2 2 の直下に位置す るとき、 該上ヘッ ドから下ヘッ ド 2 6 (第 1図) に向けて下 垂しているワイ ヤ電極 1 4を傾斜壁 7 6 によって大き く開口 した導入ポー ト 7 8から導入できるようにしている。 また、 ワイ ヤ電極 1 4 の断線端を検出する導電性検出板 68 a , 68 b と力 フ タ 6 0及び刃受台 6 4 とは上、 下に重設されているが、 ジエ ツ トノ ズル 7 4 はカ ツタ 6 0からずれた位置に設けられ、 故にワイ ヤ電極 1 4の断線部の修正処理が線端検出装置 6 6 とカ ツタ 6 0 とによって終了した後に下ブラケ ッ ト 4 6を回 転エアシリ ンダ 4 8 (第 2図) で更に旋回させたとき、 ジヱ ッ トノ ズル 7 4が修正処理の完了によってワイ ャ電極送り機 構 4 0 (第 2図) に把持されている電極端の直下に整合位置 決めされるよう になっている。 [0039] 次に第 4図を参照すると、 同図は C N C装置の構成を示す ブロ ック図であり、 この C N C装置の基本的構成自体は従来 からワイヤカ ツ ト型放電加工装置に用いられていた C N C装 置と変りはない。 つまり C N C装置は中央処理装置 ( C P U) 8 0 と、 これにア ドレスバス 8 2及びデータバス 8 4を介し て接続された記憶手段 8 6、 テープリ ーダ 8 8、 手動データ 入力装置 9 0、 補間器 9 2、 データ出力装置 9 4、 データ入 力装置 9 6を具備して構成され、 補間器 9 2 にはテーパ加工 用テーブルの U軸、 V軸駆動モータ Mu, Mv を制御する U軸 サ -ボ回路 9 8、 V軸サーボ回路 100とワークテーブル 2 4 の X軸、 Y軸駆動モータ Mx, My を制御する X輸サ一ボ回路 102 、 Y軸サーボ回路 104 が接続されている。 [0040] ワイ ヤカ ツ ト放電加工における加工制御データは記録媒体.、 例えばテープ P Tからテープリ —ダ 8 8を介して読み込まれ、 記憶手段 8 6 に予め記憶された制御プログラムに従って捕間 器 9 2及び各サーボ回路 98〜 104 を介して躯動モータ 〜 My を制御するこ とにより 、 一定速度で走行するヮィ ャ電極 1 4に対し、 被加工ワークの載置されたワークテーブル 2 4、 テーパ加工用テーブル 2 0を作動制御して所望のヮノ ヤォ ッ ト放電加工を遂行するものである。 この間にワイ ヤ電 [0041] に断線故障が ¾生した場合等を舍めて各種の検出信号が発せ られると、 これらの検出信号はデータ入力装置 9 6から C P U80に読み取られ、 この検出信号に基いて行われる各種の処 理、 例えばワイ ヤ供給装置 1 2 の停止や再開、 修正処理ュニ ッ ト 3 0 の処理位置への旋回及び退避位置への旋回等を指令 する制御信号がデータ出力装置 9 4から出力される。 手動デ ータ入力装置 9 0 は、 本発明に関連しては例えば、 ワイ ヤ電 極 1 4の断線部分の除去処理に当ってカ ツタ 6 0をヱァシリ ンダ装置 6 2で作動する場合の繰り返えし信号を手動的に入 力して除去量を任意に変化させる場合等に使用される。 [0042] 上述した構成から成る本発明のワイ ヤカ ツ ト型放電加工機 におけるワイ ヤ電極 1 4の断線端の処理を行って加工再開を 準備するための作用を以下に説明する。 [0043] ワイ ヤカ ツ ト放電加工中にワイ ヤ電極 1 4の断線発生が検 出されると、 この検出信号はデータ入力装置 9 6から C N C 装置に読みとられる。 この結果、 C P U 80の制御のもとにデ ータ出力装置 9 4から送出される制御信号により、 ワイ ヤ供 袷装置 1 2 によるワイ ヤ電極の送給が停止され、 また、 ワイ ャカ ッ ト放電加工工程が停止される。 次 で、 被加エワ一ク Wから下へッ ド 2 6 にわたつて残存したワイ ヤ電極の断線部 分が回収されると共に上へッ ド 2 2 は Z軸コ ラム 1 8 によつ て所定量だけ引き上げられる。 また、 上へッ ド 2 2 の所定量 の引き上げが適宜に検知されると、 修正処理ュニッ ト 3 0が 回転形エアシリ ンダ 4 8 の作動で旋回されて上へッ ド 2 2 の 直下位置に位置決めされる。 このとき、 ¾正処理ュニッ ト 3 0 はその線端検出装置 6 6 の検出板 68 a , 68 b とカ ツ タ 6 0 とが上へッ ド 2 2 の直下位置に来る第 1 の位-置まで旋回 される。 この旋回量は回転形エアシリ ンダ 4 8 自体の動作量 によって決定される。 次いで、 ワイ ヤ電極送り機構 4 0 の 1 対のローラ 42 a , 42 bが閉じられて、 断線したワイヤ電極 1 4の引き戻しが行なわれる。 そしてワイ ヤ電極 1 4の断線 丄 t 端が線端検出装置 6 6で検出される と、 引き戻しを停止する。 こ う してワイ ャ電極送り機構 4 0 でワイ ヤ電極 1 4が把持停 止した状態に達すると、 ワイ ャ電極 1 4の断線端は被加エワ 一ク Wの放電加工領域から引き戻されているから、 線端検出 信号の入力に応じて C P U 80は補間器 9 2を経て X軸サーボ 回路 102 、 Y軸サーボ回路 104 を一定プログラムによって作 動させ、 ワークテーブル 2 4を上へッ ド 2 2及び修正処理ュ ニッ ト 3 0 に対して相対移動をさせることにより、 ワイ ヤ電 極 1 4の断線端を放電加工域外に移行させる。 次にワイ ヤ電 極 1 4の断線部の曲 ぐせや表面荒れを有した不良部分を除 去すベく 、 エアシリ ンダ装置 6 2が作動されて力 フタ 6 0及 び刃先受台 6 4 によって断線端の取り除き作用を遂行される。 このとき、 必要に応じてワイ ャ電極送り機構 4 0 の作動によ つてワイ ャ電極 1 4を線端検出装置 6 6に向けて缲り出すこ とにより、 複数回に亘つてワイ ヤ電極 1 4の下端を切断除去 し、 完全に不良部分を除去するようにする。 [0044] こう して、 ヮィャ ¾極 1 4の不良部分の除去が所定回数に 亘つて遂行されたことが C P U 80に読み取られると、 再びヮ ークテーブル 4 の相対移動が行なわれて、 所定の加工再開 位置へ上ヘッ ド 2 2が位 S決めされる。 この位置に達すると、 修正処理ュニッ ト 3 0 の下ブラケ ッ ト 4 6が再度旋回されて ジヱ ッ トノ ズル 7 4の中心孔をヮィ ャ電極 1 4の下端位置に 整合位置決めする。 つまり、 既述した第 2 の位置に位置決め される。 このとき、 修正処理ュニッ ト 3 0 は上へッ ド 2 2 の 上ノ ズル 3 4に密着される。 次にワイ ヤ電極送り機構 4 0 の W [0045] 13 [0046] 1対のローラ 42 a , 42 b は開離され、 ワイ ヤ電極供給装置 1 2 の作動が再開される。 同時に上へッ ド 2 2 において加工 液の供袷が再開され (加工液は放電加工工程の停止時に同時 に停止されている。 ) 、 この加工液の噴流を利用してジヱ ッ トノ ズル 7 4の案内の下にワイ ヤ電極 1 4が下へッ ドに揷通、 張設される。 この場合に加工再開位置が被加エワーク W上に あれば、 該被加工ワーク Wに予め設けられている加工再開孔 を通ってワイ ヤ電極 1 4が張設され、 また加工再開位置が被 加工ワーク Wの側部の外側にあれば、 上へッ ド 2 2から下へ ッ ド 2 - 6に向けて直接的にワイ ヤ電極 1 4が張設される。 このよう にワイ ヤ電極 1 4 の張設が完了する と、 修正処理 ュニッ ト 3 0 は上へッ ド 2 2 の直下位置から退避位置に向け て 51転形シリ ンダ 4 8 の作用で旋回退去される。 次いで、 上 へッ ド 2 2 は Z軸コ ラム 1 8 の下降によって放電加工位置ま で再び下ろされる。 次いで、 既に放電加工によって被加エワ .ーク W内に開口した加工経路が形成されているときには、 ヮ ークテーブル 2 4の X , Y軸方向の加工プログラムを再生さ せて、 .該加工経路沿いにヮィ ャ電極 1 4 との間で相対移動を. なわせ、 ワイ ヤ電極 1 4を断線発生位置まで移動させる。 こう して断線発生位置まで放電作用を行う ことな く移動させ てから、 いよいよ放電加工が再開されるのである。 [0047] 以上、 本発明を実施例に基いて説明したが、 本発明の技術 思想の範囲で種々の改変実施例を構成することが可能なこと は言うまでもない。 例えば、 上述の実施例では修正処理ュニ トを回転形エアシリ ンダによる旋回構造体に形成したが、 旋回動作に替えてモータを利用した上下または横方向におけ る直動構造体にしてもよい。 また、 線端検出装置は電気的接 触検知方法に限るものでないことは言うまでもない。 [0048] 本発明によれば、 ワイ ヤカ ツ ト放電加工中にワイ ヤ電極の 断線故障が発生したときには、 断線端の不良部分を完全に取 り除いてから再度、 上へッ ドと下へッ ドとの間にワイ ヤ電極 を通す電極張設が行なわれるから、 その張設作用の自動化に 当っても確実に上ヘッ ド、 下へッ ド間に張設されて放電加工 再開の準備を間違い無く達成できるという効果があると共に 断線端の不良部分の除去、 廃棄が加工領域外で実施されるか ら、 除去ワイ ヤが被加工ワーク面に残存して、 加工再開後に その残存ワイヤに起因して再度、 断線が発生するという危惧 を解消することができる。 以上から、 究極的にヮィ ャカ ツ ト 放電加工作用の円滑な C N C制御が達成されるこ ととなる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1 . X , Y平面内で自動送り される被加工ワーク載設用の ワークテーブルと、 ワイ ヤ電極を前記被加工ワークの放電加 ェ領域を経て送給するワイ ヤ供給装置と、 前記ワークチープ ルの上、 下両部に設けられワイ ヤガイ ドを内蔵した上、 下へ ッ ドと、 前記ワイ ヤ供給装置から送給されるワイ ヤ電極を上, 下両へフ ド間に加工液のジ ッ ト流を用いて自動張設して加 ェ開始を自勛準備させる電極ワイ ヤの自動張設機構と、 ワイ ャ電極の断線検出機構と、 前記上へッ ドに対して離脱自在に 係合可能に設けられた前記ワイ ャ電極の断線の修正処理ュニ ッ ト とを備えたワイ ヤカ ツ ト型放電加工装置において、 前記 上へッ ドに設けられ、 放電加工中に前記放電加工領域で発生 したワイ ヤ電極の断線端を該放電加工領域から引き戻すと共 に該ワイ ャ電極断線端を操り出し可能に保持するワ イ ヤ電極 送り機構と、 前記ワ イ ヤ電極の断線端を前記放電加工領域外 において検出するように設けた線端検出手段と、 前記線端検 出手段によるワイ ャ電極の断線端の検出に応じて該ヮィ ャ電 極の断線端を放電加工領域から相対的に離隔した所定のヮィ ャ電極修正位置に移動させ、 また該ワイ ヤ電極修正位置から 復帰させる相対移動手段と、 前記ワイ ヤ電極修正位置で前記 ワイ ヤ電極の断線端を切除修正する力 'ンタ手段とを具備して 構成されたことを特徴とするワ イ ヤカ ツ ト型放電加工装置。 2 . 前記カ ツタ手段によって切除修正した前記ワイ ヤ電極 を前記加工液のジ ッ ト流によって前記上へッ ドから前記下 へッ ドに向けて移送、 案内するジエ ツ トノ ズルが具備されて いることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のワイ ヤカ ツ ト型放電加工装置。 3. 前記相対移動手段は、 前記被加工ワーク載設用のヮー クテーブルを前記上へッ ドに対して X , Y平面内で移動させ る X , Y移動機構によって兼用されている請求の範囲第 1項 に記載のワ イ ヤカ ッ ト型放電加工装置。 4. 前記線端検出手段は導電性のワイ ャ電極と電気的接触 が有るか否かによって変化する電気信号を発生する一対の線 端検出板を備えている請求の範囲第 Γ項に記載のワイヤカ ツ ト型放電加工装置。 5. 前記カ ツタ手段は、 ヱアーシリ ンダで作動される 1つ のカ ツタと、 該カ ツタの刃先を受ける刃受台とを具備してな る請求の範囲第 1項に記載ワイ ャカ ッ ト型放電加工装置。 6. 前記修正処理ュニッ 卜が、 前記線端検出手段と前記力 ッタ手段とを具備し、 放電加工領域に対して接近と離反との 両移動が可能な一つの可動ユニッ トに形成されている請求の 範囲第 1項に記載のヮィャカ ツ ト型 電加工装置。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1987-01-15| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US | 1987-01-15| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CH DE FR GB | 1987-03-03| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1986904366 Country of ref document: EP | 1987-07-22| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1986904366 Country of ref document: EP | 1990-12-11| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1986904366 Country of ref document: EP |
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